############〈野山と花の伝説〉######################################
▼メルマガ【山旅漫歩日記】マガジンID:0000228474 画房【ゆ-もあ-と】
######################################〈峠の歴史伝承〉##############
こんにちは、とよた 時です。某月某日の山旅画日記をどうぞ。
▼(280号)「北ア・鏡平の池の中の槍ヶ岳」
北アルプスのまっただ中岐阜県新穂高温泉から双六岳(すごろくだけ)へ向か
う途中、弓折岳(ゆみおれだけ)直下の鏡平(かがみだいら)というところが
あります。ここは標高2300m。大小の池が散在し、深い谷をはさんでそび
える槍ヶ岳の影が青く澄んだ水面に映る絶景が名物。そばに山小屋もあり鏡池
のほとりのベンチはいつも満席状態。登山者は小屋のかき氷を手に小休止しま
す。
明治時代の画家で登山家の中村清太郎は「北アルプスの秘境」で、鏡平の場所
に「清見ヶ原」、池には「穂影の池」と命名しています。穂影の池はまさにぴ
ったりの名前。時おりさざ波が揺らぐ池に槍ヶ岳の穂影が細かにゆれます。こ
の登山道は小池新道の名があります。
これは双六小屋を経営している小池潜さんの父上が開いたためその名がありま
す。小池さんは50年前その父と初めて双六小屋に登ったという。40年前に
小屋経営を父から引き継いでいまでは鏡平山荘、ワサビ平小屋、黒部五郎小舎
も経営、カメラをよくしこれまでに4冊の写真集を出版しています。
同山荘は1965(昭和40)年にできましたが、豪雪で2回つぶされるなど
老朽化が目立ってきたため、1999年に全面改築工事が行われました。こと
しの夏山も暑かった。鏡平についても木陰がなく、木道の上をウロウロ。「穂
影」の絶景も上の空です。雨傘を取り出しさすありさま。
ふと足下に登山靴の靴底が落ちているではありませんか。私も古い山靴のそこ
がとれかかったことがあります。この人、どうやってバス停のある新穂高温泉
まで歩いたのでしょうか。
・岐阜県上宝村 JR高山本線高山駅からバス、新穂高温泉終点から歩いて5
時間半で鏡平 2万5千分の1地形図「三俣蓮華岳」
・某年8月6日(土)〜15日(月)「北アルプス笠ヶ岳〜黒部源流縦走」家内と
同行
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