■握力には自信があった

かおりです。

この間、居酒屋で生グレープフルーツサワーを注文したんです。
絞り器を使うのがめんどうくさかったので
片手でちゃちゃっと絞ってみたところ、
あまりの絞りぶり!?にみんなから「スゲースゲー」言われまくって。

そうだ、わたしってけっこう握力強かったんだってことを思い出しました。

もともと学生の頃から握力には自信があるほうでした。
たしか中学生の頃、右手の握力30kg以上はあったっけ。
他の女子は20kg台か、20kgない子もいて…。
腕相撲で男子に勝ったこともたまにありました。

か弱い女の子って憧れるけど、
この際もっと握力をつけて片手でりんごを潰せる女になったる!

握力を鍛える厳しいトレーニングが始まりました。


■握力トレーニングの開始

まずは握力を計測することに。


あ、あれ…?
うーん、29kgかぁ。衰えとる。
大学の頃から続く不摂生の結果がこれか…。


よし!まずは筋肉バカの先輩にハンドグリップをお借りすることに。

厳しいトレーニングの内容は、
とにかく四六時中ハンドグリップを握っておくということ。



お仕事中もハンドグリップ


左手でしか打てんので仕事の効率は落ちまくる



買い物中もハンドグリップ


今日はカレーが食べたい気分



昼食中もハンドグリップ


左手で食べることに。食べるペースが落ちてダイエットにいいかもしれん



ミーティング中もハンドグリップ


議事録係のくせに左手にペン。メモがついていけん



ポッケにハンドグリップ


新しいファッションとして流行るかもしれん



途中で固すぎる先輩のハンドグリップとはオサラバし、
自分専用のハンドグリップを購入することに。


お店へ行ってみると、いろいろな握力アップの道具が揃ってました。


わたしはハンドグリップ20kgを購入。


トレーニングはまだまだ続きます。


外食中もハンドグリップ


もうこの頃になると、体の一部に。お店の人や
周りのお客さんも私がハンドグリップ握ってることに
違和感を覚えてない様子、たぶん。



ハミガキ中もハンドグリップ


左手で磨くので磨き残しいっぱい☆


他にも、

おやすみ前にハンドグリップ
トイレにもハンドグリップ
とにかくハンドグリップ


■1週間後、りんご潰しに挑戦

さて、1週間後の成果を見るときがやってきました。

握力計で測ってみると…
おぉっ!昔のわたしに戻ったようです。右手だけ!


握力32kg



目標であるりんごを潰してみます。


ダメだ。ビクともしない。
そもそも、手の大きさに対してりんごがでかい。
やばい、このままでは企画倒れだ。

何度もりんごを潰そうと挑戦してみましたがやはり無理でした。
りんごを潰すにはどうやら60kgの握力が必要らしいです。
倍足りないデス…。

どうしようかと途方に暮れているところへ先輩が。

A先輩「涼宮ハルヒの格好でアキバ行って、
    ドスパラ店内でヘッドスライディングしてこい」


かおり「………………(なんじゃその罰ゲームは)
    あ!代わりに瓦を割るとかどうっすかね!?」


■急きょ瓦を買うことに

面目が立たないので瓦を割ると宣言してしまいました。

言ったからには瓦を割ってみようじゃないの。
小学生の頃、少しだけ少林寺拳法を習っていた時期があるので、
なんとなく妙な自信があったんです。

さっそく瓦を買いに格闘技ショップへ。
お店に鎮座する瓦を発見。


店のおばちゃんに元気よく言いました。
「この瓦を3枚ください!!」

レジで会計するとき、おばちゃんに質問。


かおり   「この瓦、わたしが割ってみるんですけど割れますかね?」
おばちゃん「えぇ、割れると思いますよ〜。空手をされてるんですか?」
かおり   「いえ、やったことないです。
       でも、小学生の頃、ちょっとだけ少林寺を習ってました」
おばちゃん「だったら大丈夫じゃないですか〜」
かおり   「何かコツとかあるんですかねぇ…?」
おばちゃん「うーん、コツねぇ…。お姉さんの方が経験者だからそのへんは
       お詳しいんじゃないですか。空手と少林寺って似てますでしょ?」
かおり   「そ、そうですね」
おばちゃん「こうね、タオルをひいて、ねっ!!」
かおり   (それくらいわかっとる!)


お店のおばちゃんから聞けたアドバイスは
「タオルをひくこと」だけだった。

しかもおばちゃん、瓦を紙袋に入れるでもなく、
ふつうのビニール袋へ。


おばちゃん「重たいから脇に抱えたり、
       たまにお腹の前で両手で持ったり、ねっ!」
かおり   「はい!ありがとうございます!」


瓦の持ち方だけはとても丁寧にアドバイスしてくださった。

たった3枚だと思ったけど、ずっと持って歩いていたら重い。
ビニール袋は案の定ビヨーンと伸びて破れたし。
電車に乗ってなんとか会社のある渋谷まで戻った。


後日、晴天。

会社で瓦割りに挑戦することに。

間違ったら骨折してしまうという瓦割り。
骨折したら仕事しなくてもいいのかな。
それとも左手でキーボード打って原稿書けって言われるのかな。

期待と不安が入り混じりつつ、いざ、瓦割りに挑戦!


とりあえず、会社の倉庫で発見したボクシンググローブを装着!

とりゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

ダメだ…。何度やってもビクともしない。
グローブがクッションになってダメみたいだ。


作戦を考える。


真ん中をこうガツーンと。


外はいい天気だなぁ。


とりあえず手を通してみる。




あぁぁぁぁあああ、どうしよう!!!


頭で割るか!割るしかないか!


エクソシストを呼んでちょうだい

わたし、特段石あたまでもないし、割れるわけないやん。
自分を見失ってた。


軍手を2枚重ねで装着して再チャレンジだ。


チョップして固さを確認。けっこう痛い。


おりゃあぁぁぁぁ!


痛い


イタイ


もうムリだ…


手も真っ赤

※よい子はマネしないでください。



りんごも潰せんかったし、瓦も割れなかった。
この先わたしはどうしたらいいのか途方に暮れていました。


A先輩「則巻アラレの格好で会社をキーンて飛び出して、
    渋谷駅前で地球割りやってこい」


かおり「そんな恥ずかしい罰ゲーム…」


■平日なのに渋谷スクランブル交差点は今日もお祭り騒ぎ





けっきょくアラレちゃん


紙で羽を作り、キャップに貼り付けてアラレちゃんの帽子の完成。
オーバーオールも着ました。

渋谷のスクランブル交差点をマッハで走れと言われたので走ってやりました。

すれ違った人に「うわー」って言われた…。


「キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」


ハチ公前で地球割りしろと言われたのでやってやりました。


「地球割り。割れんけどね」

めがねをかけたぽっちゃり体系の白人男性に
フラッシュたかれまくって写真を撮られました。
見知らぬ日本人男性にも。

あまりにも恥ずかしくてさっさと写真を撮ってもらいたかったのに、
わたしが見知らぬ人にバシャバシャ写真を撮られていることに
カメラマンのおーつが笑い転げてしまい、なかなか写真を撮ってくれません。

しかも「ハイ、チーズ」の掛け声がとてもゆっくりに聞こえ、
せっかく撮ってくれてるおーつに対し、
「早く撮ってよ!」と怒ってしまいました。
恥ずかしいと人間、心が狭くなってしまうんですかね。
おーつ、ごめんよ…。


■何したかったんだっけ…

アラレちゃんなんかやってる場合じゃなかったです。

1週間のトレーニングで鍛えた成果を見せたい…。
そうだ!グレープフルーツを絞ればいいのか!

同期を飲みに誘いました。

ぎゅぎゅっと、絞り器なんて使いません。
手絞りで!


はいはい〜、おばちゃんにまかせてよ〜


飲み会にひとりくらいこういう人いたら重宝するかもしれません。
出張生グレープフルーツ絞りやります!うそです。


カンパ〜イ!


いつかりんごを潰す日を夢見て、今日もハンドグリップを握り締めます。
そしてりんごを潰せるor瓦を割れる日が来たら、
またココでご報告いたします。

んちゃ!