さてさて、メルマガのスタイルを変えて初めての配信から、遅れてしまいました。今回は、私のお話づくりのことを書こうと思います。
私はいくつかの日記を付けています。一つは自分のHP(「森のこもれび」)に掲載する、タイトル「こもれ日和」というものと、まぐまぐのブログ形式のメルマガ「南の島の主婦物語」、それから、まったく人には見せない自分だけの日記、そして、童話を作るときのヒントになるようなことを付けておく「感動日記」です。
いくつも日記が増えてしまったことに、自分自身ためらうこともあったのですが、最近は、どの日記も不精でいいか、と思えば、気ままに使い分けができるようになってきました。
「こもれ日和」は、どちらかというと、独り言なんだけれど、ちょっと誰かにきいてもらいたいようなこと。
「南の島の主婦物語」は、夢や目標に向かってやっていることなど。
「人に見せない自分だけの日記」は、絶対に誰にも言えないけれど、書くことで浄化したいときなど。
「感動日記」は、お話のタネになりそうなことを見つけたときです。
ここ半年くらい、「感動日記」につけることがありませんでした。先日、久しぶりに付けておこうと思うことがあったので、その話を書こうと思います。
宮古島の離島である多良間島に、先日行ったときのことです。帰りの飛行機が1時間以上遅れ、小さな空港で約30人の人たちが待たされることになりました。島の人たちは、気さくな方が多いので、いつしか多良間島の若いお兄さんとおしゃべりがはじまりました。おしゃべりをしながら、お兄さんが自分のバッグの中を確認していると、小さな携帯電話を入れるような黒いケースが出てきました。
「あっ、これは昨日甥っ子が入れたものだ。何か準備していたから。何を入れたんだろう?」
そう言って、小さな黒いケースを開けると、「わ」の文字が書かれたつみきが一つ入っていました。「わ」の文字の裏側はワニの絵。
小さな甥っ子は、一体何を思って、このつみきを一つだけ選び、お兄さんのバッグにしのびこませたのでしょう。それを考えると、なんだかワクワク、ほのぼのとしたのでした。
それから、ずっと、「たった一つのつみき」からお話ができないかなあと思っていますが、まだぜんぜん浮かびません。とりあえず、お話のタネとしてとっておくことにします。
※写真は、夕刻が迫る多良間空港で、飛行機に搭乗するところです。これ以上遅れたら、多良間島には滑走路に電灯がないので、飛べなくなるということでした。プロペラ機は、着陸の際にジャンボよりも抵抗がなくて、なかなかよかったです。15分間のあっという間の飛行時間ですが、多良間島はやはり遠いなあと感じました。
