[ 昭和一桁 団塊の 先の先を往く! ]

 ★ (注: この号は、間に入った号外を跨いでの第17号の続編ということになった、悪しからずご了承のほどを…)

 東西線といやぁ、地下鉄、今は東京メトロ(余り感心しないネーミングだが…)なんだよね、それがJRの総武線に乗り入れている、というのが東京人の常識。

 今度初めてJRの東西線を大阪で発見した。 大阪不案内、とぼやいたが、今回色々体験してみて少し自分にとって、便利な利用法も掴むことが出来た。

 インターネットのマップなどで大まかな場所の感覚は掴めるのだが、実際の距離感覚は解らない。

 つまり、歩ける距離なのか?乗り物を利用すべきなのか? もし、そうなら最寄り駅は? 鉄道とすれば、何線なのか?JRなのか?地下鉄なのか?それ以外の私鉄なのか? そして何よりも駅までの距離と利用施設(つまり、今回の具体例で言えば、シアターBRAVA楽天トラベルで予約した宿泊施設との位置関係、適切な乗物の選択などが簡単なようで、初めての場合は結構面倒なのだ。

 何と言っても、地元の人に尋ねるのが一番。 少し、時間は要したが、シアターBRAVAがOBP(大阪ビジネスパーク)内にあることが分かった。 それから京橋駅とOBP、それと宿泊場所の大阪城大手前の位置関係を教えて貰った。

 14日は時間があり、自分の足で歩いてこの位置関係を予め把握して置いたので、OBP内のIMP(松下IMPビル)のレストラン街でゆっくり昼食を取り、そこから大手前の宿にチェックインした。 夕刻、気分的にも、時間的にも余裕を持ってシアターBRAVAに着いた。

 受付で、品川さんに取って置いて貰ったチケットを無事受け取る。

 今日は2回の休憩を含めて4時間という長丁場なので、準備してきたパンとコーヒーで素早く腹ごしらえをする。

 開演前からサーカス会場のような雰囲気の賑やかな音楽が流れてくる。 舞台にも登場する楽団がロビーや観客席の通路を周りながら早くも演奏を始めて居るのだ。

 開演に先立って、座席の具合を確かめてみると、前の席との間隔が適切ではない。 無論、狭いこともあるのだが、変な段差が前の席に接して存在するので、足をゆったり伸ばすことが出来ない。

 1万円を優に超える入場料を取る割には、無神経な感覚が納得出来ない。 いつも思うのだが、関西人、特に大阪人の感覚はよく言えば、大らか、悪く(はっきり)言ってしまえば、かなり鈍い、というのが私の感触である。

 つまり、上に述べた理不尽さや、大阪の大方の乗物で経験する不便さ(たとえば、乗り換えに要する非常識な遠さや不便さ)に対して非常に鷹揚であるように、私には見える。 抗議したり、改良させようという強い意欲に欠けているため、呆れ果てるような大阪市や大阪府の不祥事や事件が絶えることなく頻発するのではあるまいか?

 大阪に対する批判はこの位で止めて置くが、あと一つだけ言うと、シアターBRAVAの舞台が非常に狭く、このようなスペクタクルな演物には不適切であった、という事実だけを指摘しておこう。

 この件は私だけの独断ではなく、この芝居の重要なキャストの一人である品川さんにも確かめたが、さいたま芸術劇場の大ホールとは奥行き一つ取っても大違いであることは間違いない事実のようだ。 矢張り与野本町まで出掛けるべきだったのだ。(次号に続く)