今日の日経産業新聞によると若者の理系離れが加速しているという。高校生の半数以上が文系志望となっている。

給料面で見ると、確かに研究者は一時期は文系の銀行、商社と比べ半分くらいになる時期がある。大体35歳の場合、銀行、商社の課長は年収1500万円に対し、研究職は700万円台のケースもある。(もちろん会社によるし、上記はバブルの時期の話なので今は変わっている可能性もある)

 それを考えると、理系の研究者になって安い給料で働くよりも、文系で就職して高給をもらいたいのは当たり前といえば当たり前のことである。

 だが、銀行などの場合は早期に肩たたきにあい、50くらいで出世していなければ、子会社へ出向など厳しい面がある。これに対し、製造業はそうした出向は少ない。

また、研究者の中にはいい成果を出しても正当な人事評価を得られずに低賃金に甘んじる人もいる。中村修二さんもそれで会社を出た面がある。

 しかし、あの判決をきっかけに企業も特許の補償金規定を改定し、かなりの高額報酬あるいは、無制限の報酬を得られる状況になってきている。

 実際に報奨金数千万円をもらう研究者も出てきている。

今後はベンチャーでもストックオプションが普通になり、一発当てれば数十億をもらって若くしてリタイヤというコースも出てくると思われる。アメリカでは3年程度ベンチャーで必死で働いて製品を出し、ストックオプションで数十億の資産を築くケースも多い。

 そうした事情も考え合わせると、研究職というのは非常に有望な職種だと思うのだが。