ウマの全ゲノムが2月に解読され、インターネットで公開されている。

 これで、競馬で勝てる競走馬が作りやすくなる、と期待する向きもある。

 獲得形質は遺伝しない、という原則があったと思うが、先天的な素質というのはあるようで、足の筋肉や心臓能力、精神力(気質)等は遺伝的に決まっているのかも知れない。

とすれば、遺伝子の組み合わせで優秀な競走馬ができてくる可能性はある。

 日本でも牛の霜降りに関する遺伝子はいくつか研究例があり、不飽和脂肪酸の量が関係しているという説もある。

 牛やウマの遺伝子解析で本当に早い競走馬や霜降りの高級牛ができるのもそう遠くない未来かもしれない。

霜降りの牛肉が安く手に入るのなら歓迎すべきことだろう。

もっとも、人の学力や運動能力に関する遺伝子が見つかったら、天才的な頭脳を持つ科学者や、天才アスリートが生まれるというのはどうかと思う。独裁国ではそうしたことが行われるおそれが無いとは言い切れない。

 化け物のようなプロレスラーやK−1ファイターが続々と出現するとオリンピックや格闘技もつまらなくなるように思う。この辺りはドーピング等が厳しいので、遺伝子操作で人口的に作られた天才は出場できなくするとかの措置が取られるのかも知れない。

いずれにしても、できることが多くなればなるほど、新しい楽しみとともに、悩みも増えるものだ。でも悩みは解決できるので問題ない、と信じたい。