バイオベンチャーはそろそろ危ないという話を聞いた。10年の償還期限がもうすぐ来るので、整理されるベンチャーや統合、売却されるベンチャーも出てくるのではないだろうか?

日本のベンチャーは大学の先生が作っているのものが多いが、バイオベンチャーはほとんど赤字と言われている。

赤字ではあっても、大手のファンドが肩入れしている場合は潰すことは無いそうだが、弱小ファンドの場合は、ファンド自体が危ないらしい。ファンドが解散することもありうるだろう。

アメリカのように長い歴史が無い段階で闇雲に数だけを目標にしてベンチャー1000社を立ち上げたが、そんなに早く数を立ち上げる必要が本当にあったのだろうか?

もっとじっくりと腰をすえて本当に優れた技術、マーケティング力のあるベンチャーをしっかりと育てるべきではなかったか?

とはいえ、もう作ってしまった以上後戻りはできない。上昇するか消え去るか?バイオベンチャーにとって正念場にさしかかっていると言えよう。

ここで生き残ったベンチャーはそれなりの実力があると思う。何とか多くのベンチャーが生き残ってIPO(株式公開)まで行って欲しいものだ。あるいはバイアウトでもいいだろう。出口(イグジット)を出て欲しい。

知財のライセンスにしてもそうだが、青色発光ダイオードの赤崎先生(名古屋大)や元阪大総長の岸本忠三先生のように本当の実力者でNature Articleに載るような研究で特許を取り、数億、数十億のライセンス収入を得るのが本来の姿ではないか?

副業的な研究で特許を取って稼ぐには日本の大学教員は現場を知らなさ過ぎるような印象がある。やはり、自分のメインテーマ、もっとも得意とするテーマで世界でオンリーワンになり、一流誌に論文を出し、さらにその前に基本特許を取って、その上で億単位の報酬を得る人が出てきて欲しいものだ。