■勝汰章の著作刊行本

「笑顔になるための246のことば」

悲しみを乗り越える時に・・・

夫婦/恋愛/会社、仕事/子供/家族/友情、信頼/お金/
お金/病気、事故/生と死/挫折/セックス/男と女/今/

2030年までの生誕月による運勢鑑定付

http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31865654


■勝汰章の刊行本 人気書籍・雑誌ランキング ベストテン

 http://www.e-netshops.net/ranking/items/013011/

■推理小説 ランキング クリックして頂くと励みになります。

 http://novel.blogmura.com/novel_suiri

======================================================


また、僕の悪い探偵癖が出てきたのかもしれない。

店は、新藤にまかせて、2〜3日行ってくることになった。



僕たちが、京都へ行く日のことであった。



日光南署においても安永恵理子への任意聴取が再度行われることになった。

安永恵理子は、任意ということでも素直に従ったということであった。

「担当の今野と言います。今日は、ご足労です。少し伺いたいことがありますので答えていただけますか?」

「私の知っていることなら・・・」

「まず、最初に、南紀夫さんとのことについて聞きます。付き合いは長いのですか?」

「いえ、野上さんから紹介されました。2年ぐらい前だと思います。野上さんの友人ということで紹介してもらいました。それからの付き合いですが・・・調査員ということでした。色々な人の調査をしていると聞いています」

「何の調査員ということですか?」

「金融関係だと・・・詳しいことは知りません・・・色々な金融関係の借りる人の調査だと・・・」

「そうですか。それで、あの日、つまり、1000万円を運んだ日のことですが、どうして南さんに依頼したのですか?」

「野上さん・・・社長が、依頼したと思います。私ひとりだと危険だということでした。日光の郊外にある倉田製作所という工場へ運転資金を持っていったのです。それで・・・南さんが同行してくれました。その倉田製作所の社長さんも南さんが調査したということを聞いています。それで、南さんが・・・」

「なるほど、でも、おかしいですね。日光市内では、ベンツの中に安永さんの姿は、Nシステムに写っていましたが、中禅寺湖のNシステムには写っていませんでした。ということは、倉田製作所へ行った後に、あなたはベンツを降りたということですか? それにしても、倉田製作所と中禅寺湖とは反対の方角です?」

「はい、倉田製作所へお金を届けてから、私は、所用で降りました。その後は、南さんが運転して帰ったと思いますが、どこかに寄るようなことを言っていたのを記憶しています。何かの調査をするということでした・・・」

「どこでベンツを降りたのですか?」

「日光市内です。私の好きな食べ物・・・ケーキなのですが、そこのケーキを買って帰ることにしたのです。それで、南さんとは別れました。それから、私は、ケーキを買ってタクシーで会社に戻ったのです。それが何か問題なのでしょうか? まるで、何かの犯人のような質問だと思います・・・」

「いえ・・・ある事件の参考ということで、その時間帯に、Nシステムに写っている人には全員尋ねています。ケーキということですが、どこの店のケーキですか?」

「ワタナベケーキという店です。調べてもらったならすぐに分かると思います。月に3回は買っていますから、それと、そこの店の奥様とは友人ですから、もし、何かの疑いがあるなら証言してくれるはずです。私は何の容疑があるのですか? 参考ということですが、これでは疑われていると思います。確かに、ナンバープレートの変形した車を運転していたことは事実ですが、それが何かの犯罪なのでしょうか? ナンバープレートの件だと思ったから、こちらに来たのです。日光で殺人事件があったということも聞いていますが、私とは何の関係があるのですか?」

「まぁ・・・落ち着いて下さい。安永さんが何かの事件の容疑者ということではありません。あくまで、参考ということです。皆さんに同じことを聞いているので、協力してもらえませんか?」

「・・・分かりました・・・他に何か?」

「その日は、会社を出た時間と会社に戻ったのは何時ですか?」

「確か・・・8時半です。戻ったのは9時半だと思います。南さんは、11時ぐらいです・・・」

「南さんのことはいいですよ・・・あなたのことです・・・9時半ですね?」

「はい、ケーキ屋さんを出たのが9時10分ぐらいだと思います。間違いないと思います」

「ということは、8時半に会社から1000万円を積んで出た。おそらく、倉田製作所に着いたのは8時50分ぐらいですね? そして、ケーキ屋に向かった・・・そして、9時10分・・・」と、今野刑事は優しく尋ねた。

「そうだと思います。お金を渡してから、すぐにケーキ屋に行ったのですから・・・」

「そうですか? それで、つかぬことを聞きますが、あのベンツは野上さん名義になっていますね? ナンバーも東京の多摩ナンバーです。あなたは貰ったのではないのですか?」

「貰っていません・・・社長が使っていいといったのです。私のものではありません」

「そうですか、しかし、あんな高級なベンツを勝手に使っていいとは、羨ましい限りですな?乗り心地はどうですか? 貧乏刑事には一生縁のない車ですよ・・・ハハハ・・・」

「・・・それが事件と関係あるのですか? 乗り心地が?・・・」







■推理小説 ランキング クリックして頂くと励みになります。

 http://novel.blogmura.com/novel_suiri


■中古車屋探偵  雪田正三の殺人日記 2 溶けない死体 TOP

 http://blog.mag2.com/m/log/0000239491/109403557.html

 

■中古車屋探偵 雪田正三の殺人日記1 まぐまぐTOPより

 東京 福岡 マニラを結ぶ怨念の復讐連続殺人 前代未聞の車爆破トリック

http://blog.mag2.com/m/log/0000239491/?YEAR=2007&MONTH=10&DAY=15

 


■勝汰章HP   http://katsuta.yu-yake.com/