■勝汰章の著作刊行本

「笑顔になるための246のことば」

悲しみを乗り越える時に・・・

夫婦/恋愛/会社、仕事/子供/家族/友情、信頼/お金/
お金/病気、事故/生と死/挫折/セックス/男と女/今/

2030年までの生誕月による運勢鑑定付

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新幹線の車内で新開刑事が僕に尋ねた。

「雪ちゃん・・・考えてみると不可思議な事件だよ。手と足首・・・どう考えても面倒なことをやっている。仮に・・・普通に死体をバラバラにしたなら、全部を、色々な地域の山の中の土に埋めるとか、コンクリートで固めるとか、海の中に捨てることのほうが簡単だし安全じゃないかい? 解体車の中に入れて溶かすということは、かなりの危険があると思う。以前、雪ちゃんから聞いたことがあったが、解体車を持ち込む場合は、車の中は徹底的に調べるということだよな・・・鉄以外のものが入っていないかと調べる。それならば、その時点で発見されるというリスクはあるな。いくら、オイル缶の中に入れていても・・・」

「えぇ・・・普通はそうですが、知り合いの解体屋に聞いたところ、長い付き合いの場合は、適当に車の車内を見る程度だということです。おそらく、信用があるということで、そのような業者は調べないのかもしれません。だから、木村自動車解体のような老舗の場合はリスクは少ないのだと思います。木村さんも言っていましたが、古い付き合いなら、解体車の受け入れ作業の時間短縮のために、全く見ないこともあるそうですよ・・・」と、僕が言った。

「とすると、可能性はあるということだな。そうなると、誰が木村自動車解体の車のガラに手を入れたのかということだ。俺の勘では、死んだ中川昭義という線が強いと思う。どこかの誰かが木村のヤードに入ってオイル缶を取り出して手を入れるということはないと思う。手を車のガラに入れるのであれば最初から何かの缶に手を入れて持ってくるというのが筋だろう・・・まさか、電気炉の工場の設備のトラブルで運転停止になり、手が発見されると予想もしていなかったということだ。つまり、その手を入れた奴は、安全で危険・・・リスクの一番ないということで車のガラの中がいいと判断した・・・完全に溶けてなくなるという意味においても・・・」

「えぇ、僕もそう思います。運転停止という予想もしないことが・・・起きた・・・しかし、新開さん、もうひとつの疑問が残ります。手だけの死体が発見されたというニュースはテレビなどで何度も放送されました。ということは、その犯人も知っていたに違いないのです。確か、日光の足首が発見された日よりも、横浜で手が発見された日のほうが早いのですよね?」

「そうだよ。確か、2日早いと・・・ということは?」

「えぇ・・・犯人は、足首も電気炉に入れようとしていたと思うのです。しかし、手が発見されたということで、足首の捨て場所を変更した・・・どうも、そう思えるのです。日光の足首は、予定外の行動ではなかったのでしょうか? しかし、どうして日光なのだろう?・・・」







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 東京 福岡 マニラを結ぶ怨念の復讐連続殺人 前代未聞の車爆破トリック

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