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[ バレエ ]  

             @もくじ@

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☆ローズ・アダージオ バレエ公演速報

☆マリー・タリオーニとロマンティック バレエ

☆マリー・タリオーニとフィリッポ・タリオーニ

☆ラ・シルフィード

☆おすすめバレエビデオPick Up


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☆ローズ・アダージオ バレエ公演速報

5月5日 北とぴあ 『バレエ千夜一夜』

アラビアの大臣の娘シエラザードがその昔、王に千一夜にわたって毎日違う物語を話して聞かせたという、千夜一夜伝説。千は無数を意味し、それに一を加えると数知れないという意味を表すといいます。その中にはきっとこんな踊りの物語もあったはず・・・。そんなイメージを舞台にすることをコンセプトに構成した公演でしたが、古典バレエの中の代表的なバリエーションから、創作オリジナル作品、またジャズ、コンテンポラリーといったバラエティーに富んだ内容になりました!ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

今回の公演は、どのダンサーものびのびと踊っていて、それを見ているお客様からも温かい拍手をいただき、ほんとにいい舞台になりました。今回のめるまがでは間に合わないのですが、次回めるまがではビデオクリップなどお披露目しますので、よろしくです☆

 

☆マリー・タリオーニとロマンティック バレエ

 さてさて。前回の『ジゼル』以前に現代でもまだ残っている代表的な作品と言えば『シルフィード』。19世紀ロマンティック バレエの傑作です。

 19世紀のバレエはそれ以前のギリシア悲劇から妖精物語へと題材が変わっていきます。それは貴族社会の象徴であったギリシアの神々を登場人物としたものより、身分にとらわれない民主的な社会思想の現われだとされています。そんななかで登場したのがマリー・タリオーニ。シルフィードのタイトルロールを踊り、名声を得ました。ポワントで立ち、衣装もギリシア風なものから、現代のクラシックチュチュに近いものに変わっていました。


☆マリー・タリオーニとフィリッポ・タリオーニ

 バレリーナとしてのタリオーニは父であるフィリッポ・タリオーニの存在なしでは語れません。自らもダンサーであったフィリッポ・タリオーニはパリ オペラ座で活躍し、その後ストックホルムなどヨーロッパ各地を転々とする生活を送りますが、娘マリーを育て、1830年10月にマリーがタイトルロールを踊る『パ ド シャル』、『神々とバヤデール』といった作品で大成功を収めます。当時のすべてのバレリーナを凌いで、マリー・タリオーニはバレエというジャンルでは異例のスターになったのでした。

 『ラ・シルフィード』もフィリッポ・タリオーニの作ですが、その後これを上回る作品を作る機会には恵まれず、振付家としては凡庸な生涯を送りました。

 

☆ラ・シルフィード

 初演は1832年3月12日パリ、オペラ座。音楽はジャン・マドレーヌ・シュナイツホーファで、振り付けはフィリッポ・タリオーニ。スコットランドの田園を舞台に、主人公ジェームズがシルフィードに触れようとすると、シルフィードの羽が落ち、息絶えてしまうというあらすじは、平凡な現実と理想という、二つの世界の対比をテーマとしています。つま先で立ち、白いモスリンのチュチュの姿で現れたシルフィード、マリー・タリオーニは、重力から解き放たれ、自由に宙を舞う妖精を軽やかに演じ、その後のクラシックバレリーナの原型となりました。もちろんポワントの発明が現代のバレエを形作る決定的な要素になっていることは異論の余地はありませんが、マリーによって作られたシルフィードの世界が、それまでは演劇の中のひとつの要素であったバレエがそれだけでひとつのジャンルを形成しうるきっかけになったといえるでしょう。

 

☆おすすめバレエビデオPick Up

タリオーニ版シルフィードを復元したとされるラコット版の振り付けの抜粋です。今でもオペラ座のレパートリーとして人気があります。

http://youtube.com/watch?v=ftUTWUbw0Fg


みなさま、今月のめるまが楽しんでいただけたでしょうか?めるまが★ローズ アダージオ バレエではみなさまからのコメントやトラックバックをお待ちしています!また自分でも踊っていて、パフォーマンスに出演したい方、バレエじゃなくてもジャズ、コンテンポラリー、などジャンルは問いません、プロフィール、写真など添えて申し込んでくださいネ(^_-)☆ 詳細はhttp://roseadagio.com/wanted.htmlで! 

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★5月5日 ローズ・アダージオ バレエ公演『バレエ千夜一夜』

☆プログラム

☆出演者プロフィール

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みなさん、こんにちは!いつも読んでいただいてありがとうございます!!

今月のめるまがは5月5日に行われるローズ・アダージオ バレエの公演『バレエ千夜一夜』のお知らせです♪

『バレエ千夜一夜』

アラビアの大臣の娘シエラザードがその昔、王に千一夜にわたって毎日違う物語を話して聞かせたという、千夜一夜伝説。千は無数を意味し、それに一を加えると数知れないという意味を表すといいます。その中にはきっとこんな踊りの物語もあったはず・・・。そんなイメージを舞台にしました。 古典バレエの中の代表的なバリエーションから、創作オリジナル作品、またジャズ、コンテンポラリーといった多彩なダンスの一夜をお過ごしください!

日時:5月5日 6:00pm開演

場所:北とぴあ つつじホール

詳しくはhttp://roseadagio.com を見てね!

 

☆プログラム

1. バレエ『海賊』より バリエーション 柳川叶南子

2. バレエ『シルビア』より バリエーション 水島千夏

3. バレエ『眠れる森の美女』より オーロラのバリエーション 小林莉沙

4. バレエ『エスメラルダ』より バリエーション 松居聖子

5. バレエ『白鳥の湖』より 黒鳥のバリエーション 益田仲子

6. バレエ『ドン・キホーテ』より キトリのバリエーション フランソワるり

7. 花魁ショー 〜光と影〜 ジャズ マドモワゼル・ジーラ (ジーナ&レイラ)

8. 『瀕死の白鳥』 バリエーション 益田仲子

9. 『Aman Imanアマン イマン II 』 水のように交わる人々 レイラ

10. 『近未来の夢』 創作バレエ フランソワるり

11. 『ロンド』 創作バレエ 振付:長谷明子 
前川由利 新井光紀 泉恵理 吉田はるか 追口玲子 鳥谷木綿 鈴木万里奈 中臣和香子 鈴木美慧 宇都宮早紀 大竹美佳

 

☆出演者プロフィール

千夜一夜を物語るダンサーたち!

前川由利
三橋蓮子・石井清子(東京シティバレエ団理事長)に師事
東京シティーバレエ団、チャイコフスキー記念東京バレエ団を経て2001,03,YURIバレエアカデミー設立
AVEC GRACE 講師
LEAP DANCE CONNECTION 講師

新井光紀   
大田宗三に師事
チャイコフスキー記念東京バレエ団を経て現在フリー

松居聖子
松居彰子 早川春美 真船輝代 カヨマフネ 大井晴子バレエスクール 北森由美バレエスタジオを経て、現在小林紀子バレエシアター入団
日本バレエ協会公演にソリストとして出演
AVEC GRACE 講師

泉恵理
日本音楽高等学校バレエ科卒
小牧バレエ団を経て現在フリー
日本バレエ協会公演等出演

鳥谷木綿
アヴェックグラースバレエ所属
日本バレエ協会 全国バレエの夕べ 関東支部作品に出演
現在日本女子体育大学舞踊科在学中

小林莉沙
アヴェックグラースバレエ所属
東京シティーバレエ団くるみ割り人形出演
まちだ全国バレエコンクール 奨励賞1回 入選1回
なかの全国ダンスコンペティション 入選
セントルイスバレエ(アメリカ)ジョフリーバレエ(アメリカ)
アーツアンブレラ(カナダ)短期留学

鈴木万里奈
アヴェックグラースバレエ所属
大竹みか 中野敬子に師事
日本女子体育大学舞踊科在学中

中臣和香子
アヴェックグラースバレエ所属
東京シティーバレエ団くるみ割り人形出演
多胡寿伯子ベラームくるみ割り人形出演

鈴木美慧
アヴェックグラースバレエ所属
大竹みか 中野敬子に師事

柳川叶南子
アヴェックグラースバレエ所属
スターダンサーズバレエスクール所属
東京シティーバレエ団 くるみ割り人形出演
なかの全国ダンスコンペティション 入賞

水島千夏
アヴェックグラースバレエ所属
小牧バレエ学園においてバレエを始める
まちだ全国バレエコンクール 入選
NBA全国バレエコンクール 奨励賞

大竹美佳 
アヴェックグラースバレエ所属
大竹みか 潮田由美子に師事

宇都宮早紀   
アヴェックグラースバレエ所属

吉田はるか   
アヴェックグラースバレエ所属

迫口玲子    
アヴェックグラースバレエ所属

益田仲子
井上バレエ団所属。読売日本テレビ文化センター講師。キッツウェルネスインストラクター(バレエ・ピラティス)。Studio Le Chat(スタジオ ル.シャ)主宰。

マドモワゼル・ジーラ (ジーナ)
大阪で生まれ、大阪の各地で歌とダンスのshowに出演。
平成6年には、吉本興業にタレント兼ダンサー振り付け師として所属。NGK、梅田花月に年間、月に一回でレギュラー出演。あと、テレビではしんすけさんの番組など、あらゆるジャンルに出演。その間にニューヨークとラスベガス、バリでダンス研修。博多で一年間ソウルダンスを習得。ジャズ15年、ファンク5年、バレエ3年、タップ5年、日舞1年、歌2年、芝居を1年学ぶ。舞台は大阪で、関西ジャズフェスティバル、NGK、梅田花月。東京で、showパブ(六本木金魚)レヴゥーshow(showboat)キャバレーに7年間出演。明治座にて日舞とジャズの融合で出演。

マドモワゼル・ジーラ (レイラ) 
ダンサー、コレオグラファー。日本及びアメリカ、フランスなどで公演に参加。‘03年に一年間フランスにダンス留学。ソロをはじめ、和太鼓とのコラボ、小澤征爾のオペラに助演出演など多岐にわたって活躍中。

フランソワるり
在パリ。クラシックバレエをドミニク・カルフーニ、ウェイン・バイヤース等に師事。その他サーカス、中国雑技を学ぶ。古典作品のほか、創作作品も発表。日本及びフランスでの舞台経験を生かし、パフォーマンスグループ Rose Adagio Balletを主宰。上智大学フランス文学科卒。

 

☆詳しくは公式ホームページ http://roseadagio.com をご覧ください!


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☆ローズ・アダージオ バレエ チケットプレゼント

☆バレエ『ジゼル』

☆バレエ音楽の話 − ジゼル

☆『ジゼル』の象徴、アラベスク 


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☆ローズ・アダージオ バレエ チケットプレゼント

5月5日のローズ・アダージオ バレエの公演『バレエ千夜一夜』のペアチケットを“めるまが”読者の方先着10組にプレゼント!皆さん、奮ってご応募ください!!

お申し込みはこちらからメールでどうぞ!rose@pirouette.jp

 

ローズ・アダージオ バレエ

『バレエ千夜一夜』

アラビアの大臣の娘シエラザードがその昔、王に千一夜にわたって毎日違う物語を話して聞かせたという、千夜一夜伝説。千は無数を意味し、それに一を加えると数知れないという意味を表すといいます。その中にはきっとこんな踊りの物語もあったはず・・・。そんなイメージを舞台にしました。 古典バレエの中の代表的なバリエーションから、創作オリジナル作品、またジャズ、コンテンポラリーといった多彩なダンスの一夜をお過ごしください!

日時:5月5日 6:00pm開演

場所:北とぴあ つつじホール

詳しくはhttp://roseadagio.com を見てね!

 

☆バレエ『ジゼル』

バレエ『ジゼル』はフランスのロマン派の詩人、テオフィル・ゴーティエがハイネの『精霊伝説』にヒントを得て脚本を書き、アドルフ・アダンの曲にジュール・ペローが振り付け、ペローの妻であったカルロッタ・グリジ、マリウス・プティパの兄であるルシアン・プティパによって1841年にパリオペラ座で初演されました。

『精霊伝説』はスラブに伝わる妖精伝説について書かれたもので、「ウィリとは結婚前に死んでしまった娘達の魂が、現世への執着を断ち切れず、夜な夜な一箇所に集っては踊り狂う精霊たちで、そこに出くわした若者はたまらない、死ぬまで踊り続けなければならないのだ」という一節がバレエ『ジゼル』の元になっています。

ゴーティエはもともとカルロッタにかなり心酔していて、彼女のためにいくつもバレエの脚本を書いていますが、『ジゼル』もそのひとつです。ジュール・ペローはそれをもとにドラマを踊りのパのみで表現するバレエを作ろうとしました。それ以前のバレエでは、いわゆる演劇でいう台詞の部分はパントマイムによって表されていました。ペローはマイムを極力少なくし、最初から最後まで一貫した音楽を使って、踊りのみで物語を構成しようとしたのです。それは当時としては全く新しい試みでした。

『ジゼル』はその題材も、それ以前の貴族の支配による封建社会を暗にほのめかしたギリシア英雄伝説ではなく民間伝承から採られており、この時代の社会思想の変化を反映しています。

 

☆バレエ音楽の話 − ジゼル

『ジゼル』の作曲を担当したアドルフ・アダン(1803-1856)はもともとオペラコミックの作曲を専門としていました。アダンはバレエマスター、ジュール・ペローやバレリーナ、カルロッタ・グリジとも親交があり、バレエ音楽では他にも『海賊』(ジョゼフ・マツィリエ振り付け)を作曲しています。『ジゼル』は3週間足らずで完成され、大成功を収めました。

その後、『ジゼル』は歴代の振付家の要望によって様々に改変されています。第一幕のペザントのパ・ド・ドゥは1841年にヨハン・フリードリヒ・ブルグミュラーの曲にジャン・コラリの振り付けで挿入されました。第2幕のパ・ド・ドゥでのジゼルのバリエーションは1864年サンクトペテルブルグで、アルチュール・サン・レオンの依頼でチューザレ・プーニが編曲しています。また1887年、マリウス・プティパはサンクトペテルブルグで、ルドヴィグ・ミンクス作曲のジゼルの第一幕のバリエーションを付け加えました。

 

☆『ジゼル』の象徴、アラベスク 

バレエにはたくさんの美しいポーズがありますが、一番難しいのはどのポーズだと思いますか?そう、片方の足を後ろに出して上げる、アラベスクです。

バレエ『ジゼル』にはアラベスクが象徴的に使われています。それについてリファールが熱っぽく語っているので、ちょっとその要約を読んでみてください。

「アラベスクはこのバレエを通して物体で無いものの象徴として使われている(アラベスクはバランスを取る軸足と床との接点が非常に少ない)。ジゼルは空気の精のようで、アルブレヒトに抱かれながら、つま先で跳躍しながら進む。ウィリのミルタはアラベスクで登場し、精霊であるということを示している。ウィリのコールド・バレエはアラベスクで平行に進みながら交差する。アラベスクはウィリの「飛翔」を表している。ウィリであるジゼルもミルタもアラベスクのポーズでその飛翔を象徴的に表し、シソンヌ、グランジュテへとつなげて行く」

かなり拘ってますね。でもこれは振り付けのジュール・ペローが意図したことを代弁しているのだと思います。アラベスクというのは、とにかく拘ってしまうポーズなんですね!もしジゼルを見る機会が合ったら、ぜひアラベスクに注意して見てみて下さいね!

 

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☆ローズ・アダージオ バレエ公演 出演者募集!

☆バレエショップ ピルエットからお知らせ

☆最初のジゼル、カルロッタ・グリジ

☆おすすめバレエムービーPickUp

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★2008年5月5日 ローズ・アダージオ バレエ公演 出演者募集!

会場 北とぴあ つつじホール 

詳細はホームページをご覧下さい。 http://roseadagio.com

 

★バレエショップ ピルエットからお知らせ

今月のめるまがはバレエ『ジゼル』について。ピルエット音楽館(http://pirouetteballetshop.seesaa.net/)ではおすすめCDをご紹介しています。

今回のめるまがは最初のジゼル、カルロッタ・グリジについて書いています。ちょっと長いので、ジゼルのバレエ音楽についてやバリエーションについてはまた次回のめるまがで! 

 

★最初のジゼル、カルロッタ・グリジ

 この文章は、オペラ座の芸術監督でもあったセルジュ・リファールがカルロッタ・グリジについて書いた著書を基にしています。。

 時は19世紀。歌手であり、バレリーナでもあったイタリア人のカルロッタ・グリジは、当時の天才振り付け師でありダンサーでもあったフランス人、ジュール・ペローと結婚、パリでデビューしました。 なんでもかなりの美人だったらしいです。

giselle1841年6月28日、パリオペラ座でバレエ『ジゼル』が初演されました。

ジゼルはカルロッタ・グリジ、振り付けはカルロッタの夫でもあるジュール・ペロー、音楽はアダン(おまけに相手役のアルブレヒトは恋人のルシアン・プティパ!振り付けは公にはジャン・コラリになっているらしい。でもほとんどはペローの振り付け。いろいろ複雑だったんですね)。

何でもすごい反響だったそう。

そのころはすでに今と同じような先の固いトゥシューズが出てきたらしく、テクニックの面では当時も今もそんなに変わらなかったろう、とリファールは書いてますが、ほんとのところはどうだったんでしょうね。ただ、カルロッタの踊りは軽やかで、ほんとに妖精みたいだったと当時の批評は書いてます。『シルフィード』の伝説的バレリーナ、マリー=タリオーニより演劇性があり、彼女のジゼルを見た人は皆涙したそう。カルロッタの生まれたのが1819年の6月28日なので、ちょうど22才の誕生日に『ジゼル』が初演されたわけです。

その後、カルロッタは夫のペローと別れ、母と暮らし始めます。結婚して愛人までできて、成功し、そして離婚。22才でそれだけのことがあるって、当時のブルジュワの生活としてはそんなに珍しくないことだったのかな?

同時代のバレリーナ、タリオーニやエルスラーがはっきりした個性の持ち主だったのにたいして、表面的にはこれといって目立つところの無い普通の女性だったそうですが、実は芯の強い、内面に情熱を秘めた人だったのかも知れませんね。


さて、その後もペローは彼女を主役に『ラ・ペリ』(1843年)、『エスメラルダ』(1844年)、そしてタリオーニ、チェリート、グランと踊る『パ・ド・カトル』(1845年)などの作品を作っています。『海賊』もそう。おまけに当初の『海賊』は歌もあったとあります(カルロッタは歌も得意だったので、歌手としても舞台に立っていた)。そして『パキータ』(1846年)。振り付けはマッツィリエ。

こうして見ると、今でも残っているバレエがずいぶんあるなあ。ジュール・ペローという人が特別才能のある人だったんだろうけど、彼はカルロッタがよっぽど好きだったらしいですね。その後ロシアのマリインスキー劇場に移籍するときも、自分は彼女のためにかなりの犠牲を払って連れてきてるし、カルロッタが35歳で引退するまで彼女を主役に作品を作り続けてる。

さて、その後カルロッタがどうなったかというと・・・。

当のカルロッタは35歳でとある貴族の御曹司との不倫関係の末に女の子を身ごもります。それを期に引退し、ジュネーブ付近に用意された邸宅に引きこもり、子供の世話と教育に専念しました。

娘の養育費をたっぷりもらって、悠々自適に過ごしたようです。娘は画家と結婚し、たくさんの孫や友人に囲まれて、1899年80歳で亡くなるまで幸せに暮らしたようです。

バレエ界からは彼女の名前はすっかり忘れ去られ、伝説だけが残りました。ジゼルの創造者が本当はどんな女性であったのか、もう今となっては知る由もありません。

★おすすめバレエムービーPickUp!

ジゼルのタイトルロールを踊る伝説のバレリーナ、ガリーナ・ウラノワのビデオを見つけました!貴重な映像!

http://youtube.com/watch?v=GSBomZcDEuk

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☆バレエショップ ピルエットからのお知らせ

☆ベジャールのバレエ

☆春の祭典

☆ボレロ

☆孤独な男のためのシンフォニー

☆おすすめビデオクリップ

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■バレエショップ ピルエットからのお知らせ

 

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします!

2008今年もますますバレエ三昧の年になりますように!!

■ベジャールのバレエ


 昨年末にバレエ界の巨匠モーリス・ベジャール氏が他界されました。ファンの方も、そうでない方も、バレエに興味のある方なら、その作品を一度は見たことあるはず。きらびやかなチュチュではなく、稽古着であるレオタードを衣装に、劇場の舞台だけでなく、その何倍もある広さの競技場で作品を発表したりと、バレエを単なるブルジュワの楽しみから、広く一般の人々へ開放したという偉業を成し遂げた人でした。今回は、ベジャールの主な作品について取り上げてみたいと思います。

■春の祭典


1959年12月8日、ブリュッセルで初演され、ベジャールの代表作のひとつに数えられることになるこの作品は、ストラヴィンスキーの『春の祭典』に振付けられたものです。鹿の交配の様子から想を得たという、非常に原始的で官能的な作品です。「個人的な感情をことごとく抑え、ぎりぎりの線で動物のように見えて欲しい…」、というのが振付けた当時のベジャールのイメージだったということですが、そのためにはダンサーを超える圧倒的な力の支配が必要で、その支配者が自分であったというわけで、指導者としてかなりのプレッシャーを抱えて仕事をしたと語っています。

女性と男性が同数ということもこのバレエの特徴です。古典バレエのように女性ばかりのコールドバレエというのは彼のイメージする、種の繁栄に向かう生命力を表現しえないというわけです。

当時の映像を見ると、「圧倒的な支配者」であったベジャールの存在を強く感じます。この振り付けが単なる音に合った順番ではなく、ベジャールのイメージする効果を発揮するためには、振付家にかなりのカリスマ性が必要だったということでしょう。そしてそのカリスマ性とは、ベジャールの強い「思い」から出て来たのでしょう。

■ボレロ


1960年にブリュッセルで初演。この作品は映画『愛と哀しみのボレロ』にも出てきて、ベジャールの振り付けの中で最も有名になったものです。最初は女性に振付けられたのですが、18年後の1979年にジョルジュ・ドンがパリで初めて男性として中心を踊りました。周りを取り囲む男性ダンサーは女性ダンサーへ変更されたということですが、今ではやはり男性ダンサーが囲んでいます。


女性の役を男性が継承したことでこのバレエの意味が変わりました。当初巫女のはずであった中心の女性は性が変わったことで異教の神かディオニソスのような存在に、つまり神に代わって語る巫女から神自身へと変化したのです。

曲は全編に亘って同じ旋律の繰り返しです。マイヤ・プリセツカヤは、そのために振り付けを覚えられず苦労した、と語っています。

ベジャールの数ある振り付けの中でも、その中の代表作といわれるものの中でも、この作品だけは特別な気がします。そしてそれは女性が中心を踊っていたのを男性が踊るようになったということがそのことを決定しているのです。ドンの踊るボレロはヒンドゥー教の破壊と創造を司るシヴァ神を思わせます。「ボレロ」は、特定の宗教の枠にとらわれない、現代人のための儀式だといえると思います。人間の根源的なものに触れるための…。


■孤独な男のためのシンフォニー

このバレエは1955年7月26日にパリのエトワール劇場で初演されました。ピエール・アンリ作曲のミュージック・コンクレートに振付けられたこの作品は、振付家ベジャールとしての原点の作品であるといえるでしょう。

ミュージック・コンクレートとは録音技術を使った電子音楽の一種で、世の中に存在するあらゆる“音”を電子的に変質させて作ります。今ではめずらしくなくなりましたが、当時は画期的な音楽だったわけです。そしてピエール・アンリはその先駆者のひとりです。

“むき出しの舞台にレオタード姿の男と女、そして上からは綱が降りている。その綱を伝って男は逃げ出そうとする。何から?自分の運命から、そして人生から。しかし決して成功することは無い…。”

というのがこのバレエのテーマです。それまでのバレエとは全く違う、新しいスタイルの革命的な作品でした。ただ残念なことに、当時まだ無名だったベジャールはシーズン・オフに劇場を借りて上演したので、新聞の批評は良かったにもかかわらず、観客は来なかったそうです。その後次第に成功したベジャールは、この作品をいろいろな場所で上演し、今では彼の代表作として数えられるほどになりました。何でも物事がなされてしまえばそれが当たり前に見えてくるものですが、それまでには作り手の並大抵ではない情熱と努力がいるものなのですね。そして一般の観客が、そういった初めての瞬間に遭遇できるということは滅多にないということでしょうか。

このバレエは音楽の著作権などの問題でなかなか映像が見つかりません。たまに断片的にベジャールやダンスのドキュメンタリー・ビデオなどに挿入されています。機会があったら、ぜひ見てくださいね。


■おすすめビデオクリップ

「祭典」のビデオです。

http://www.youtube.com/watch?v=UZL4PsV0eh0&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=WeIcrG3Cmwo&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=hdGyeU-7XiU&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=hdoF2yJzr2I&feature=related

 


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