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●【21-CeLebの最新情報】第004号(2007.08.07)
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今回は吉田松陰のお話です。混沌とする政治、私利私欲の政治家を
みるにつけ、松蔭さんならどうするかなぁ・・と思ったりします。
逗子にお住まいの吉田さんらと10月に萩に旅行する計画があります。
もうしばらく前のことですが吉田さんが逗子にお宅を新築された機会
にお邪魔したことがあります。そこで 「もしご興味あれば・・」 と、木
箱をお持ちになった。そこから巻物をいくつか取り出され、するっと広
げて見せてくれました。なんと、それは伊藤博文や高杉晋作らが松蔭
に宛てた書簡なのです。こちらは、下司の勘ぐりで 「お宝鑑定団に出
したら一体幾らの値がつくだろうか・・」 なんて思ったりしました。
決して口には出しませんでしたが。
そうなんです。逗子にお住まいの吉田さんは世田谷の松蔭神社の宮司
さんで、つまり松蔭さんの縁戚の方なのです。そこで松蔭ゆかりの萩市
に久方ぶりに出掛けよう、ということになったのです。
前総理もよく松蔭を口にしていましたね。言うまでもないですが、とにかく
どえらい人物です。松蔭が居なければ明治維新も果たせず、今の日本
は違った姿になっていたであろう、というくらいですから。まあ、まだ鎖国
状態ということはないでしょうけど。(まだ鎖国?政治的自閉症?)
松蔭は大変な秀才で勉強家でもあったから、わずか11歳で藩主に講義
したりしています。ちょっと信じられないくらいです。最近では学問を志す
ひとが松蔭神社を参拝するのも頷けますね。
松蔭は諫言するをよしとしていました。諫言とは上司に向かってノーと
いって諌(いさ)めることです。昔のことですからお上にノーといえば切腹
を命じられる覚悟がいるのです。それを諌死といいます。
会社でも左遷されたりしますよね。そういう会社はたいてい長持ちしないで
しょうけど。総理にノーという政治家もいないようですね。
松蔭のように偉い人物がいたからこそ明治維新という革命が実現し、
近代日本の方向性が出てきたわけです。翻って昨今の政治家の体たらく
を見るにつけ、松蔭の爪の垢でも煎じて飲んでは如何かと思いますねぇ。
松蔭はかように立派なひとなのですが、若干30歳で慙死の刑で命を
落としてしまいます。
ところで皆さん御存知の松岡正剛氏は松蔭について多くを語っておら
れます。氏によると、裏千家の伊住政和氏から 「松岡さんには吉田
松陰の役割をしてほしいんです」 と言われ、最近大変お元気(!)な鳩
山由紀夫氏は松岡氏を紹介するときに 「どういう人か説明しにくいんだ
けど、いわば吉田松陰のような人ね」 と2、3度言ったとか。
詳しくはコチラ:http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0553.html
そこで松岡氏の結論ですが、松蔭を”挫折”の生涯とみて、自分はそう
はなりたくない・・とか。まあ、いろいろな松蔭像があってもいいでしょうけ
どね。
松蔭 辞世の句
・親思う心にまさる親心けふのおとずれ何ときくらん
・身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂
絶命の詩
・我今為国死 死不背君親 悠々天地事 鑑照在明神
(我いま国の為に死す死して君親に背かず悠々天地の事鑑照明神に在り)
・・つくづく凄い人物ですね。平成にはとても現れそうもないですね。
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