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[ 士業 ]

いく年も声かくるなど親しみし金魚死にたり
梅雨ちかき日に

一つづつ仕事片づけゆくわれは時に自らの限
界おもふ

許認可を担ひをりしがさまざまな役所のあれ
ばたは易からず

孤独なる闘ひに似て頼むべきあてなき士業を
ひとりなしゆく

憂ひごとを聴く側なればうれへてはならぬ自
制がいたく身にしむ

金魚とはいへどさながら友なりしその死を悼
み土に葬る

「金ちやん」とわが呼ぶ声にあぎとひて餌を
食べゐたり憐れ金魚は

何するとなく部屋ごもる休日に金魚の死にし
水のしづけさ

留守居せる休日しづか寝そべりて仔犬とわれ
とをりをり眠る

辛うじて土木手続要録の成りしがいかに用ひ
るべきか

[ プラス思考 ]

 6月に入ったと思ったら、もう4日。ほんとに月日は迅く過ぎていきますね。みなさん、相変わらずお元気でお仕事に励んでおられると思います。
 私は、いつものように目の前の仕事に四苦八苦しながら、何とか頑張っています。この頃、自分ほど書士らしからぬ書士はいないのではないかと、そんなことを感じています。
 頼まれた手続のみにあきたらず、近々は会社を作るという青年と協力して賃貸する土地の立地条件等を見にいきます。
 土木の管理係長時代のような目で土地のアクセスや、近隣環境とのアセスの問題がないかなども見たり、市道か県道か林道かなども見て、管理側に今後の強力を求めるようなこともサポートしようかと思っています。
 それに、こうした起業はまさに地元に雇用効果をもたらすものですので、行政には協力を仰げるのではないかなども考えています。
 大きな企業を誘致するときは、土地を造成し、資産税の減免なども措置し、拝み込んで誘致するわけですから、こうした小規模の操業も、規模だけの違いで趣旨や経済波及効果は同じですからね。頑張ってもらわないと。
 そんなわけで、この創業には私の全力で支援して、青年の夢を何としてでも実現したいと思っていますので、どうかみなさまも温かい目を向けてご支援のほどを。(生ブログ)

  長浜様の樟万緑となりゐたり     風信子(ふうしんし)

[ 士業 ]

  今年度から始まるメタボリックシンドローム健診、この実施率がよくなく、或いは実施の結果メタボ率の高い自治体の保険組合は、ペナルティとして後期高齢者支援金が削減されるとのことです。
 どうして、このようなへんてこな制度をキャリア官僚ともあろう面々が考えついたのでしょうか。
 こうした制度をとれば、次のような変な状況を生ずることが懸念されます。

 ア メタボの方に対する差別を助長しかねないこと。
 メタボが健康に好ましくないことはうなづけますが、これを普通の人より劣る人だというような誤解へと転移しかねないと思います。

 イ 公私混同の不公平性
 個人の責任を組合に転嫁することになり、健康に留意している方も連帯責任を負うようなかたちになり、公私が混同された制度だと思われます。

 ウ 人権侵害への懸念
 上記イとも関連しますが、健康確保は個人の問題であって、これに国が過度に関与することは一種の人権侵害へつながるのではないでしょうか。例えば、小学校などで、太ったこどもがひやかされたり、いじめられたり、そんな状況を生む可能性だってあると思います。

 今回の施策の場合、施策には事後検証が必要だというのなら、なぜ年金資金を流用して種々の施設を建設し事後検証しなかったのでしょうか、むしろそちらの方が事後検証すべきであったはずです。
  ふかく勘ぐれば、行政の失策を現行制度の欠陥ということに転嫁するだけではないか、とも受け取れます(江戸の仇を長崎でとるように)。
 このような動機不純の制度改定こそ、一度純粋な気持ちに立ち返り、見直すべきではないかと考える次第です。
  梅雨近うなり北鎌倉の思はるる     風信子(ふうしんし)

[ 士業 ]

 最近確信を深めていることに、標題に挙げた、
〈真心を尽くせば、相手側には必ず通じるものである。〉
 ということがあります。
  それは、仕事で日々精一杯を尽くしていると、何となく相手側がうち解けてきたなあ、との雰囲気が伝わってくるようになりました。
 特に士業は、客商売の一種でもありますので、誠心誠意をもって対応することが求められますが、そのように努力していると、必ずそうした反応が感じられ、喜びにつながります。
  昨日は、保健所に行き、知人である団体の事務局長をされているM氏と親しく語らうことができました。
  とりたてて言うこともない、こんな語らいさえも、ふだんから相手の立場を踏まえお付き合いさせていただいてる賜物だろうと感じます。
〈事務所もだんだん進化してきたぞ!〉
 と、ふと思いました。
  梅入前とぞ光陰の疾きものか     風信子(ふうしんし)

[ 士業 ]

 今日、半ばあきらめかけていた未払の方が急遽みえて、ほとんど入金してくれ、感動しました。その方も、生活が楽ではないと知っていたからです。
 支払ってくれたお金から、生活のにおいがしました。本当にしたのです。
  こんなに汗したお金をいただいて私は、
「思ったより高くなってほんとに悪いですね、もうこれで残金の方は要らないですよ」
  と言ってしまったのでしたが、その方から逆に思いとどめさせられ、今月末の給料日の後残金を完済します、とのことでした。
  お金を得るのは大変なだけに、今回のような精一杯の支払には感動します。
  士業を始めてよかったなと思いました。
  隣国の報いたましや梅雨迫る     風信子(ふうしんし)

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