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2008/10/11

【中国ビジチャン/ No. 329】 大手通信会社「聯通」「網通」の合併を中国政府が許可

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■テーマ: 【大手通信会社「聯通」「網通」の合併を中国政府が許可】

■今日のニュース:↓↓大手通信会社「聯通」「網通」の合併を中国政府が許可
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1009&f=business_1009_032.shtml

・新華社電の報道では、中国聯通(チャイナユニコム)の発表として、中国証券監督
 管理委員会(証監会)が中国の大手通信会社の中国聯通と中国網通(チャイナネッ
 トコム)の合併を認めたと伝えた。
・網通側は中国網通集団(香港)有限公司が香港証券取引所に上場しているため、香
 港高等法院(裁判所)の同意を経て、10月15日にも両社の合併が実現する。
・中国網通集団(香港)有限公司は聯通の100%子会社になり、株式上場は廃止され
 る。

■戦略ポイント: 中国の通信キャリアは無線+有線の三社による競争へ

■Skipper Johnのコメント
先日こちらでも、中国の有線通信キャリアの中国電信(チャイナテレコム)が、中国
聯通(チャイナユニコム)の保有する無線通信網cdmaを買収したことをお伝えしまし
た。
↓↓中国電信が10月1日からcdma網を引継ぎ
http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/archives/2008-10.html#20081001

今日のニュースで中国聯通(チャイナユニコム)と中国網通(チャイナネットコム)
の合併が承認さらたことにより、中国の通信キャリアは「無線と有線」の両方のネッ
トワークを有する三社による新しい競争の時代へと入っていきます。

中国移動(チャイナモバイル)は第二世代のGSM網を全国に張り巡らせていて、市場
の70%を有しています。ところが、あまりに巨大な無線キャリアになったため無線の
ライバルである中国聯通(チャイナユニコム)とは勝負にならなくなってしまいまし
た。

公正な競争ができない状況となり中国政府も中国移動にハンデを与えることとし、無
線第三世代(3G)のネットワークに関して、中国の独自技術で、かつ世界で初めて商
用化されるTD-DCDMA方式を無理やり中国移動に採用させました。その代わり中国移動
には今年4月からTD-DCDMAの商用試験を許可しています。

中国電信が、中国聯通の保有する無線通信網cdmaを買収したので、キャリア再編の最
後の仕上げとして、弱小無線キャリアの中国聯通と弱小有線キャリアの中国網通が合
併し、「新聯通」となる事が中国政府に承認されたわけです。

これにより、中国の3キャリアによる「無線+有線」の総合的な競争がスタートしま
す。この動きをFMC(Fixed & Mobile Convergency)、「有線と無線の融合」と業界で
は呼んでいます。

FMCでは有線と無線の請求書を一本化して顧客利便性を向上したり、外では無線携帯と
して利用しつつ、会社や自宅に戻るとワイヤレスラン(W-LAN)を通じてIP電話に切り
替えて室内の通信料を削減するなど、さまざまな複合サービスが発展していくと思わ
れます。

今まで無線では中国移動の一人勝ちでしたが、3社がそれぞれFMCのサービスを展開す
ることにより更に健全な市場競争と価格の低廉化、及び顧客利便性が向上することを
願っています。


本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。
最後までお読みくださってありがとうございます!

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