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答えがわかれば、ダイエットは思いのほか簡単でした。どれだけ努力してもダイエットは失敗して当然です。最新の医学研究においてもダイエットは長期的には逆効果だという衝撃的な研究発表が相次いでいます。痩せるための真実をすべてお伝えします。

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2008/09/03

本能でやせる究極の簡単ダイエット!ダイエットとストレスの関係

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  ★本能でやせる究極の簡単ダイエット!★
                                          第34号 
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 こんにちは、新小田です。 


 9月8日(月曜日) 22:30〜 の日本テレビ系「オジサンズ11」にて
青色ダイエットめがねが紹介される予定です。
反響が大きかったものを総集編という形であらためて放送する
ということのようです。
ギャル曽根さんが掛けて、食欲がどうなるのかといった
内容だと思います。
見ていない方はぜひご覧ください。



「ダイエットとストレスの関係」


 8月29日の解体新ショーはご覧になりましたでしょうか?
見逃した方は再放送があるのでぜひご覧ください。
NHK総合 9月4日(木)午後3時15分 


 ストレスとやけ食いの関係について、とても興味深い内容でした。


 えさの量は同じなのに、ストレスを与えた方のマウスは脂肪が短期間で増大した
という2007年に発表されたジョージタウン大学の研究を紹介していました。


 おお、あの研究がテレビで紹介されているよと嬉しくなりました。
さすがNHKだと感心しました。

 この内容については、レポートでもふれていますし、このメルマガの創刊号と
14号でも紹介しているのを覚えておられますか?
http://archive.mag2.com/0000251323/20071106193025000.html?start=20
http://archive.mag2.com/0000251323/20080223153950000.html


 内容をあらためて詳しく紹介します。


 足もとを冷たい水でさらしたり、凶暴なマウスを一緒に入れたりする
などして、ストレスを与えたマウスと、特にストレスを与えていない
マウスにそれぞれ同じえさを与えました。


 すると、2週間後にはストレスを与えたほうのマウスは、ストレスを
与えていないマウスと比べて脂肪が2倍も増えていたのです。
しかも、その脂肪はほとんどが内臓脂肪となっていました。


 ストレスを与えたほうのマウスの脂肪細胞において、
ニューロペプチドYという物質が増えるとともに、その受容体が活発に
活動するようになり、脂肪が蓄積されやすくなっていたということも
わかりました。


 ストレスで太る作用を解明、新薬に期待――米大研究
http://news.ameba.jp/2007/07/5616.php

 Way to Shrink, Grow Fat Is Found(英文)
http://www.washingtonpost.com/wp-

dyn/content/article/2007/07/01/AR2007070100431.html




 この研究は極めて重要なことを示唆していると感じませんか?


 それは、ダイエットをするとダイエット自体がストレスとなるので、
「ダイエットをしている人はダイエットをしていない人と比べて、
はるかに太りやすくなってしまう。」ということです。


 もちろん、この研究はマウスに関してのものなので、人間でも同じ作用が
働くことが実証されたわけではありません。

 しかし、実体験やまわりの人の数多くのダイエット経過などから
判断するならば、これが人間にも当てはまる可能性が非常に高いと
感じませんか?

 
 はやりのダイエットを追いかけて必死になっている人ほど、
頑張っても頑張っても報われず、延々とダイエット地獄に
はまっていってしまう。
一方、ダイエットなどあまり意識していない人は、好きなものを
自由に食べているのに、いつまでたってもスリムなまま。


 なんという不公平かと嘆きたくなる人も多いと思いますが、
不公平でもなんでもなくて、ダイエットによるストレスによって
猛烈に太りやすくなっていただけのようです。


 「ダイエットは逆効果になっていた。」

 「ダイエットをすればするほど太りやすくなる。」

 これが真実なのだと思います。

 この研究はその真実に気づかせてくれるきっかけとなるのではないかと
期待しています。






 ・ストレスを感じると食欲が増大するということに関して


 おなかがすいていなくてえさを食べようとしないマウスの
しっぽをピンセットでつまんでストレスを与えると、突然、
えさを猛烈な勢いで食べ始めたのには笑ってしまいました。


 飢えで苦しみ続けてきた生物の歴史において、生き残るためには
エネルギーこそが最も重要な要素になるのです。

 そのため、ストレスがかかった時には、すぐさま食べてエネルギーを
補給しようとする反応が起きるということです。

 「ストレスを感じる=何か食べなければいけない」
という反射が起きてしまうというのは、生物の定めなのです。





 ・ストレスを感じると脳内でどのような変化が生じているのか?


 ストレスを感じると抗ストレスホルモンであるグレリンが
たくさん分泌されることが知られています。
このグレリンは食欲を増大させるので、むしろ食欲ホルモン、
飢餓ホルモンとして有名です。
空腹感を感じるとグレリンが分泌されるのですが、空腹感自体が
ストレスなので、それも当然のことなのでしょう。


 ストレスを感じると抗ストレスホルモンが分泌され、その抗ストレス
ホルモンは食欲を激しく増大させる食欲ホルモンでもあるので、
ストレスを感じると食欲が増大することになるようです。



 空腹になるなど、ストレスを感じると、抗ストレスホルモンで
あるグレリンがたくさん分泌されるというのは、恐怖に打ち勝つと
いう目的もあるのではないかと思われます。

 空腹で何か食べ物を獲得しなければいけないというときには、
少々の危険はかえりみない、リスクを怖がらないということが
求められます。
怖いからといって、おじけづいていては獲物は獲得できません。

 空腹になると抗ストレスホルモンは増え、セロトニンなど
満足感・幸福感を高めるホルモンは減少する。
冷静な状態を失っていき、より攻撃的になる、というのは
獲物を獲得するために必要な変化なのだろうと思います。


 これは生物の生き残りにおいてはとても重要な要素だったの
だろうと思います。


 ただ、現代における問題点としては、いやなことなどでイライラ
したときに、空腹感による苦しさとまったく同じような感覚になって、
それを見分けられないという点です。
にせものの食欲と本物の食欲があまりにそっくりなので、
見分けられないのです。


 ストレスによって食欲を感じたときには、とりあえず
食べているあいだはストレスの苦痛から逃れられるものの、
本当は身体は栄養を必要としていたわけではないので、
体もその栄養分の処理に困ってしまうわけです。


 ダイエットをすると、ほぼ確実にストレスを感じることになり、
それが肥満を増大させる原因となるのです。
「苦しいダイエットをすればするほど太りやすくなってしまう。」
このことをしっかりと認識しておいて欲しいと思います。



 ダイエット問題においては、ストレスというものとどのように
つきあっていくのかというのが、今後ますます重要なものとなっていく
だろうと思っています。
というか、そうなっていかないならば、肥満問題の解決など遠ざかる
ばかりだろうと思います。






 さて次回はいよいよ最終回で、ではどうすれば楽にやせられるのか?
です。

・ストレスを感じるようなダイエットは完全に逆効果
・頑張らないことが大切
・体からの信号を信頼してちょうど満腹感を感じるところまで食べるのがよい
・甘いものを味方につける
・間食などもうまく摂取して、強い空腹感を避けるようにする
・日ごろのイライラなど、小さなストレスをどのように回避するかが重要
・具体的で目に見えるカロリーや体重だけを意識するのではなく、脳神経系の
 影響を重視する。

 こういったことを1年近くに渡って主張してきましたが、ではそれを具体的に
どうすればよいのかを解説したいと思っています。



 最終回というのはうそです。でも、いちおうダイエットに関して少なくとも
これだけは絶対に言わなければいけないと思っていたことは一通り言えた
ことになるだろうと思います。
もっと色や光の研究についてや、日常における色彩がうまく使われている例
など幅広く紹介していけたらなあと思っていたのですが、
気がついたらダイエットに関してばかりで、突き進んできてしまいました。

 やっぱりダイエットが想像していたよりもはるかに難しかったということや
ネット上においてさえ、悲しくなるようなダイエット情報ばかりが
氾濫してしまっているということが影響しているのかなと思います。


 今後はもうちょっと余裕をもって、ダイエット以外の情報も提供していきたい
と思っております。
まあ、まだしばらくのあいだは続けたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。



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【編集後記】
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 ストレスによって同じ食事量でも太ってしまうというのは本当に
恐ろしいことだと思います。
現代人はダイエットについて根本的に考え直すべきだということを
示唆している研究だと思います。


 頑張って食べるのを我慢して、カロリー摂取量を減せばやせられる。
しかし、それは目に見える表面的なものであって、
目に見えない脳神経系などにおいて大きな変化が生じてしまう。

 目に見える部分だけが痩せていればそれでよい、
目に見えない部分など関係ない、と無視し続けると、
とても危険なことになるのは当然なのでしょう。


 マウスのしっぽをつまんでストレスを与えると食欲が激しく増加する
という研究などを行っていた京都大学大学院農学研究科准教授の
井上和生氏が解体新ショーの番組のまとめで次のように語っていました。
「生物の歴史は飢餓の歴史、空腹の歴史であった。
野生の状態だと、次いつ食べられるかわからないから、必死に食べようとする。
人間の場合は、野生の動物では食べられないようなものをどんどん食べている。
人間は自然にあるものよりもずっとおいしいものを食べている。
だからどんどんどんどん食べてしまうのです。」

 本当にそのとおりだと思います。
前々回などで語ったのですが、おいしすぎるから食べ過ぎてしまう、
化学調味料などが脳を激しく興奮させるので、弱々しい満腹感の信号は
かき消されてしまっているのです。


 現代の環境に適応できるようにする方法論が必要になるのだろう
と思っています。




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